User interview vol.2
「木を感じる、ジンの世界に酔いしれる空間を」
Bar Soutsu
オーナー 小野寺 総章 様

「ご依頼いただく前に、お悩みになっていた点を教えてください」
当店がジンの専門店としてやらせていただておりまして、現在約700本程取り揃えておりますジンを小さな店内に置ききれなくなってしまい、そこで大きなボトルラックが必要だなと感じておりました。
またエントランスに関しましては、以前は少しクールと言いますか温かみのない雰囲気があったので、できればカジュアルで落ち着いた内装を連想させるような外観にしたいなという想いがありました。

「TAILORにご依頼いただいたきっかけは?」
元々PYTHAGORAの代表高橋さまやスタッフの方が当店のお客様であったということもありますが、一度高橋さまのご自宅でPYTHAGORAの家具を拝見させていただいた際に、木の温もりを感じる空間であったことをとても印象深く覚えております。
当店の店内がキャンドルなど暖色系の灯りが多く、家具においても「木の温もり」を感じられるものを一つ一つ増やしていきたいと思い、PYTHAGORAさんに是非ご相談させていただきたいなと思いました。

「TAILORのサービスを受けていかがでしたか?」
担当デザイナーの方とのキャッチボールがとにかくスムーズであったことが一番印象的でした。
私共がジンに対してどういった想いがあるか、ジンをどのようなアプローチでお客様に伝えたいかなど、当店における重要なコンセプトを丁寧に汲み取っていただいたことを覚えています。
店内のお客様の座席位置からから入り口が少し見えること、開放感が感じられること、尚且つジンが美しく並んでいる姿が見えることなど、細かな要望に対して「こういうデザインはどうでしょう」とスムーズに答えを返して頂けました。
こちらが思い描いていたものより更に良い提案をしてくださり、上手くリードしていただいたことで具体的なデザインをスピーディーに進められたのは大変感謝しております。

「 ご納品はいかがでしたか?」
以前のドアや使用していた棚を解体し、新しいもの変化していく様子はとても斬新で刺激的でした。
当店としては今までにない大きな工事でしたが工期2日間程で大変スピーディーに進めて頂けました。
エントランス工事の際は、道ゆく方々が「改装されるんですか?」と興味を持って声を掛けていただき、お店としてもアプローチすることが出来たかなと感じています。
また工事中は音など周囲に対する心配もありましたが、近隣の方々への配慮も気を配っていただき安心して施工をお任せすることができました。

「 改装から約2ヶ月が経ちましたが、変化はありましたか?」
エントランスの効果が大きいと思いますが、オープンして4年が経ち過去最多で新規のお客様をお迎えすることができました。
新しくなった外装に興味を持ってそのままご入店いただいた方や、外装を見て当店のコンセプトなどを調べてから入っていただいた方など、新しくなったエントランスをきっかけに多くのお客様に足を運んでいただいています。
店内のボトルラックについてですが、とにかく使い勝手の良さを感じています。
ジンのボトルそれぞれのサイズにあわせた棚の設計になっているので収納力が以前の棚の何倍にもなり、さらにジャストサイズでジンボトルがぴったり収まっている「収納美の気持ちよさ」を感じながら仕事に取り組めています。

また棚の内側に外と店内を繋ぐ小窓を設けていますが、普通の家具ではできないまさにオーダー家具ならではで、他のお店にはない絶対的な価値となっているなと日々感じています。
お客様からは「図書館みたいだね」というお言葉をいただくことが多くなりました。特にエントランスの扉を開けてすぐ迎えてくれるボトルラックの画は壮観で、そういったご感想をいただけているのかなと思いますし、私もとても気に入っている部分ですね。

「 もしまたTAILORを利用するならどの様な家具を作りたいですか? 」
ジンの専門店としては今後も品揃えを増やしいていきたいという思いがありますので、また是非ボトルラックをお願いしたいと強く思っています。
私はこれまでオーダー家具というサービスを体験したことがなかったのですが、当店のコンセプトを空間に落とし込むという点において、オーダー家具がここまで有効とは、これは体験してみて初めて感じることができました。
天井までぴったりに作られたボトルラックがあるだけでこんなにも空間が違って見えるとは想像していませんでした。
お客様にとっても、さらにジンの世界観に浸れるそんな感動体験を今後もご提供できたらなと思っています。
